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SONY α7IV を Ver1.10にファームウェアアップデートしてみた
追記
11/10に Ver. 1.11 がリリースされた。その際のアップデートの様子を動画にしたので以下もぜひ参考にしてください。
α7IV を Ver. 1.11にソフトウェアアップデートしてみた (動画で解説) - OGIX Lifelog
サマリー
8/24にソフトウェアアップデートが出たんので、早速してみた。
ILCE-7M4 本体ソフトウェアアップデート|本体アップデート情報 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
アップデート内容
- RAW記録方式のロスレス圧縮で画像サイズが従来のLサイズに加えてMサイズとSサイズが選べるようになりました。
- フラッシュ撮影時のシャッタースピードとISO感度の設定値が保持できるようになりました。
- タッチシャッターに対応しました。
- 瞳AFの精度を向上しました。
- 動画ファイル内のメタデータにカメラのシリアル番号が記録できるようになりました。
- Wi-Fi接続の操作性を向上しました。
- モニター自動OFF時間の"1分"を追加しました。
- EVFの表示が、周囲の明るさに合わせて明るくならない場合がある事象を改善しました。
- 動作安定性を改善しました。
アップデート方法
アップデート方法は、かなり簡単。
- ソニーの公式ページより、アップデートファイル(単体のファイル)をダウンロード
- SDカードにダウンロードしたファイルをコピー (SDカードは事前にフォーマットしておく)
- カメラのスロット1にSDカードを挿入
- カメラ本体のメニューより、以下を選択
セットアップ -> セットアップオプション -> バージョン
- ソフトウェアップデートというボタンがあるのでそれを押す
- 自動で再起動がはじまり、しばらくすると
ボディアップデートが完了しました
以上で完了。
注意点
今回のアップデートをする前に Ver. 1.05未満の場合は先に Ver. 1.05 にアップデートしておかないといけない。 手順は上記のアップデート方法と同じ。
各アップデート内容の実際の影響
Ver.1.10は機能追加が多く含まれていたので、ひとつひとつ実際の使い勝手を確認してみた。
RAWロスレス圧縮のMサイズ・Sサイズ対応
これは地味に大きいアップデートだと思う。α7IVは3,300万画素というかなり高解像度なカメラで、Lサイズだとファイルサイズが1枚50〜60MB近くになることもある。MサイズやSサイズを使えば、RAW品質を維持しながらファイルサイズを抑えられる。
風景や物撮りではLサイズを使い、連写が多いスポーツや動体ではSサイズにする、という使い分けができるようになった点がありがたい。
タッチシャッター対応
ミラーレスカメラとしては今さら感もあるかもしれないが、タッチシャッターに対応したのは実用的だ。特に三脚に乗せてセルフポートレートを撮るときや、カメラをローアングルに置いて撮影するときに活躍する。液晶をタッチするだけでフォーカスと同時にシャッターが切れるので操作がシンプルになった。
瞳AFの精度向上
α7IVの瞳AFはもともとかなり優秀だったが、1.10アップデート後さらに精度が上がった印象がある。特に人物が動いている場面や複数人が映るシーンでの追従性が改善されたと感じた。
Wi-Fi接続の操作性向上
スマートフォンアプリ「Imaging Edge Mobile」との接続がスムーズになった。以前はペアリングが切れると再接続に手間取ることがあったが、接続の安定性が改善されている。
SONYのファームウェアサポートの充実度
SONYは購入後のファームウェアサポートがしっかりしているメーカーだと改めて感じた。購入時点では対応していなかったタッチシャッターやRAWサイズの選択肢が、アップデートで追加されるのはユーザーとしてありがたい。
特にカメラのような高額な機材は、長く使い続けることが前提になる。キヤノンやニコンなどの競合他社と比べても、SONYのアップデート頻度と内容の豊富さはかなり高い水準だと思う。新機能の追加だけでなく、細かいバグ修正や操作性の改善も継続して行われているので、「買ったあとも成長するカメラ」という印象が強い。
まとめ
Ver.1.10は機能追加系のアップデートとして、実際の撮影ワークフローに直結する改善が多かった。α7IVはすでに完成度の高いカメラだが、こういったアップデートを重ねることでさらに使いやすくなっていく。SONYのサポートページを定期的にチェックして、常に最新版を維持しておくことをおすすめする。


