Fujifilm X100VI ブラック

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日本で買えなかったX100VIをB&H Photoで買った話

2026年3月10日
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カメラ
#Fujifilm#X100VI#カメラ#B&H Photo#フィルムシミュレーション#スナップ

2025年10月、フジフイルムの X100VI を買いました。

日本では在庫がなかったので、アメリカの B&H Photo で購入。10月3日に注文して、8日には届きました。海外通販で5日は早い。

Fujifilm X100VI ブラック

すでにカメラは3台ある

うちにはすでに Leica M11Sony α7IVSony FX3 があります。

M11は写真の最高峰。α7IVはオールラウンダー。FX3は動画機。それぞれ役割がはっきりしている。

じゃあなぜ4台目が必要だったのか。

足りなかったのは「気軽さ」

M11は最高のカメラですが、気軽に持ち出せるかというと、ちょっと違います。重い。デカい。そしてマニュアルフォーカス。子どもが走り回っている場面でM11のレンジファインダーでピントを合わせるのは、楽しいけど大変です。

α7IVにレンズをつけると、さらに大きくなる。FX3はそもそも動画用。

欲しかったのは、こういうカメラでした。

  • 小さくて軽い — ポケットは無理でも、カバンにサッと入る
  • オートフォーカスが使える — 子どもを撮るなら必須
  • 撮って出しで完結する — RAW現像しなくてもいい色が出る

X100VIは、この3つを全部満たしていました。

フィルムシミュレーションという魔法

X100VIを選んだ最大の理由は、フジフイルムの フィルムシミュレーション です。

M11で撮ると、Capture Oneで現像して、色を追い込んで、書き出して……という工程が必要になります。それはそれで楽しいのですが、毎回やるかというと正直しんどい。

X100VIなら、カメラが最初から「いい色」で仕上げてくれます。

よく使っているのは REALA ACE。X100VIで新たに追加されたフィルムシミュレーションで、自然な色再現と柔らかいトーンが特徴です。撮って出しでそのまま満足できる。

撮って、取り込んで、おしまい

X100VIを使い始めて変わったのは、カメラを持ち出す回数が増えたことです。

日常の買い物、ちょっとした公園、家族で出かける週末。以前なら「今日はカメラいいか」と思っていた場面でも、X100VIなら持っていける。

ワークフローもシンプルになりました。

撮る → アプリで取り込む → おしまい。

RAW現像も、Lightroomへの取り込みも、書き出し設定も不要。この手軽さは、一度味わうと戻れません。

作例

実際にX100VIで撮った写真をいくつか。すべてフィルムシミュレーション(REALA ACE)の撮って出しです。

夜景リフレクション ハイウェイオアシスの夜景。水たまりのリフレクションが印象的な一枚。暗所でもしっかり描写してくれます。

愛犬スナップ 芝生でくつろぐ愛犬。f/2の開放で撮ると、前後のボケが柔らかくて気持ちいい。

水族館 水族館にて。暗い館内でもISO感度を上げれば十分に使える。クラゲの光だけで成立する画が撮れました。

M11には敵わないこと

正直に書くと、X100VIで全部置き換えられるかというと、それは無理です。

解像感。M11の6000万画素とライカレンズの組み合わせが生み出す解像力は、次元が違います。

色の深み。ライカ独特の「深い」色味は、フジのフィルムシミュレーションとはまた別の魅力です。Capture Oneで丁寧に現像したM11の写真には、X100VIでは出せない奥行きがあります。

でも、それでいいと思っています。X100VIは「最高の画質」を目指すカメラではなく、「最高の手軽さ」を提供するカメラだから。

こんな人に勧めたい

ガチのカメラを持っている人の2台目として。

X100VIは素晴らしいカメラですが、これ1台で全部まかなうのは正直厳しい。子どもの運動会や発表会では、望遠レンズが使えて、連写ができて、AFが超高速なミラーレス機が必要です。

逆に、そういうメイン機をすでに持っている人にとっては、X100VIは最高の相棒になります。

街スナップが好きな人にもおすすめ。23mmの画角、コンパクトなボディ、静かなシャッター音。スナップシューターとしての完成度は非常に高いです。

まとめ

「気軽さは正義」。X100VIを5ヶ月使って、一番強く感じたことです。

最高画質のカメラはある。動画用のカメラもある。でも、日常を撮り続けるためには「持ち出す気になるカメラ」が必要でした。

X100VIは、その役割を完璧に果たしてくれています。